一見顔の肌がきれいでも、指で軽く押して凹む様では、素材は布製で、汚れはほとんど落ちません。 置物飾り人形なら布製で良いのですが腹話術人形は頻繁に使用し、トランクにたえず出し入れし、机に置いたり、慰問に行けば、お年寄りに抱かせたり・・・と使用が活発です。 一般の人形は汚れてしおまうと捨てられていますが、腹話術人形は、修繕しながら何度も再生して使う「一生モノ」ですから、始めから素材やその組み立て状況を知っておきましょう。
例) あすなろ人形の場合、顔、頭部はこの素材で軽く、強度があり、出来た顔にラッカー塗装スプレーを吹きつけ、自然な肌色や、ほほ色を出しています。 目やまゆ毛はデザイナーが筆書きし、あとはまつ毛を書くのではなく、本物をつけ可愛く仕上げられた高級品です。 いくら汚れても落としてもビヒ割れ、傷付いても、何年もたって薄汚れても、凹みは素材を補充し、再度スプレー吹きつけで塗装をしますので、まったく新品同様に生まれ変わります。
(1)パッと見はいい顔をして、肌色もいいのですが、よく見ると若干顔面が凸凹しています。
(2)目が顔面より少し奥についています。(奥目の状態)
(1)製造工程で『顔の金型』にも流さず、はめずフリーハンドで紙ねん土類等を使用する為、顔面の仕上がりが、どうしても均一にならず、夏休みの宿題の様な手づくりとなってしまいます。「世界に一つしかないMy人形」と言って逃げていますが、人間の顔と比べ凸凹が不自然です。
(2)奥目になる理由として、ねん土は乾くとすぐ割れるので顔の皮膚を厚く作らねばならず、その厚み分、目は奥に取付けられます。
例)あすなろ人形の顔は前述の通り、FRP(繊維強化プラスチック)を溶かして、顔の金型に入れて造りますので、均一になりムラがなく、凸凹は一切なく、ツルツルに仕上がります。
(2)の奥目の問題はFRPが強く薄く、目玉の表面と顔の表面が同一面に出来ますので、まったく奥目にならず人間同様に自然です。
購入した最初から、口や目のレバーを引くと、確かに動きはします。 しかし、引くレバーが重たく固い様に感じ、しゃべらせていると指が痛くなり、数分間のしゃべりが苦痛です。又、固いので早口が出来ません。そしてキューキューと音が出来ます。
口や目を引っぱるのに太い針金を使用し、指の当たる操作部分も針金を曲げただけのグリップ製品が多く出ています。 使ってみましたが、実に固くて、これでは指が痛くて早口でしゃべれません。 キューキュー音も確かにでました。 人形を作る時に「目と口さえ動けば良い」という物理的単純発想で製作したとしか考えられません。
腹話術人形は本質的に「あやつり人形でカラクリ人形」が大原則です。 従って「滑車と糸」でうまく張っていますからスムーズに動き軽快にスピーディーにレバー操作が出来ます。
例)あすなろ人形も全くこの大原則で作っていますので、何分しゃべっても指は軽く、早口言葉もバッチリです!
ちょっと押しただけで、完全に折れてしまいました! 服を着せて売っているので、買う時にどんな腕か見ていませんでした。
こんな素材では、わずかの加圧で折れて当たり前です。 私共でも新品を運送中に折れたものを目撃しました。 これはひどい粗悪品で腕の寿命は著しく短いでしょう。 長袖を着せているので、素材の確認を出来ないのが落とし穴です。
例)あすなろ人形の腕は、総て薄茶色の布を筒状につくり、綿をしっかり入れて、関節は曲がる様にしてあります。 綿ですから、自然の腕の様に柔らかく、自由自在で100%折れる心配はありません。
夏でも手袋をはかしているのはおかしい。 感触も不自然で違和感があります。
手そのものが無く、手袋の中に適当な詰めものをして、手の代りとしています。 手袋は夏は不自然で、握手をしても中の素材がゴワゴワと感じ、手袋も汚れます。 真実は手ナシなのです。
例)あすなろ人形の手首は塩化ビニールを金型に流して固め、ゴム状の様にやわらかくし、手の中は空洞にしてクッションをつくり、均一な手を製作しています。 肌色に仕上げ、慰問に行って握手をしても柔か手で自然です。
かわいい服を着せていると、そのデザインで人形を選んでしまう為、胴体の素材への考えに気がまわらないのが盲点です。 「素材は長持ちするのか」「太もも等の脚は何で出来ているのか」「ヒザが曲がるのか」(曲がらぬ製品もあり、直立棒状の脚をぶら下げて、ごまかす製品も売られています) カタログのみや、口答ではうまく言いますので、写真等でしっかり見せてもらう必要があるでしょう。
「デザイン」「好み」「良い点だけのセールスポイント」 表面だけで評価してしまう
(1)服の中の素材、出来上がりは考えない (2)故障は起こりますが、修理は可?否?有料?無料?
安い素材で、手抜きして作れば、安価に出来、売りっぱなしや、故障時無料保証ならさらに安く売れます。
胴は?手首は?腕は?太ももは?足首は?曲がる関節は?又各々の連結は? これは人形が裸で入荷するから、必ず目で見て納得して購入できます。 服が着せてあると、表面ばかりで評価してしみあう盲点が生じます。
例)あすなろには10数種類の人形を出しています。毎年本部合宿研修会で、全国から約200人が人形を持って集まります。すると同じ顔が多いのですが、全員が好みの服を着せてくるので、同型人形も全く異なる人形に見えるのは不思議です。自分の愛する人形に、好みの可愛い服を着せ、世界に一つしかない人形とはこの事です。 同じ服の人形同士は顔が違っても、同じイメージになってしまい個性がありません。 服ナシ人形でしっかり選び、好みの服を着せて真の個性を出して下さい。
良質な素材を完全便用していても、動かす物はいつか故障が発生しても当然です。 まして素材や作りが悪いと故障率は高くなります。 いろいろなメーカーの故障人形が購入先で修理がしてもらえず、ついにあすなろへ相談されます。 勝手に不良品を送って来て、修理を頼んで来たのも過去に何度かあります。メーカーが見ると部品が違うので修理は不可能です。 要は購入時に (1)素材と、作りと、動き、は大丈夫か? (2)故障の時どこへ送るか? (3)無料保証期間内はどれ位か? 最低これくらいの確認をしておかないと失敗します。 自動車保険の様なものです。
人形が「汚れたり」「こわれたもの」は捨てる物という一般観念でなく、あすなろでは他メーカーにはない3年間無料修理保証と、それ以後が有料にはなっても完全修理で新品同様に半永久的に使用出来ます。 腹話術人形は「一生モノ」で「家族の一員」として、いつ迄も可愛がって下さい。
小さいタイプの人形は、軽く、一見持ち運びが便利で手軽と思います。 しかし、子供が少人数集まっている所とか、子供自身のオモチャには最適ですが、大人がある程度集まっているところとか舞台の上では、貧弱で人形の顔も小さく見えにくく、お粗末で大人なら二度と見に来てくれない気がします。
大勢の大人の人に迫力を感じてもらい、又見ていただく為に、あすなろ人形は、やや大きい目の顔で、3歳児の大きさ(身長115cmの服、ズボン、靴は14.5cm)が最適です。 大舞台でも遠方でも良く見えます。
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